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香川

何も相続しない人への判押し料はいくら払えばいい?

亡くなった方(被相続人)または被相続人の両親に再婚歴がある場合の相続では、母親違いの兄弟が相続人として現れることがあります。 異母兄弟、半血兄弟と呼ばれたりもしますが、相続手続きを進めるために連絡をすると、「私は関わりたくないから、遺産についてはそちらで処分してください」という返答がされることがあります。 この場合、直接、相続手続きを進める立場の者からすると、相続人が減って「これで、相続手続きが楽 […]

遺言の財産って放棄できるの?

遺言書では「Aさんに遺産の2分の1を遺贈する」とか「Bさんに〇〇にある土地建物を遺贈する」など、遺言者から渡す財産の内容と誰にその財産を渡したいのか、渡したい人の指定がされます。 しかし、財産を受け取ることになった人の中には「このようなものをもらってくれと言われても困る」という方もいるでしょう。 土地や建物などの不動産を受け取れば毎年、固定資産税を払わなければならなくなりますし、管理費用もかかりま […]

法定相続情報。こんな相続では使えない

平成29年から始まった法務局での法定相続情報証明制度。 預貯金の解約手続きや不動産の名義変更などで、大量の戸籍謄本を提出する手間が省略できることから、今ではすっかり定着した様子です。 しかし、この便利な法定相続情報も相続の内容によっては使えない場合があります。 法定相続情報証明制度とは では、ここで法定相続情報証明制度とはどのような制度なのか、改めて説明したいと思います 法定相続情報証明制度とは、 […]

知ってますか?遺言書のメリット

相続のときのトラブル回避に効果があることでよく知られている遺言書ですが、生前に遺言書を作っておくと具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。また、どのような場面で遺言書の効果が表れるのでしょうか。 今回は前半では遺言書を作成しておく最大のメリットを2つ紹介し、後半では遺言書があれば防げた相続トラブルの事例を紹介したいと思います。 遺言書のメリット 遺言書を作成することの最大とも言えるメリットは […]

相続のやり直しは高くつく!?

遺産相続では、誰が何の財産を取得するかについては、相続人全員での遺産分割協議で決められますが、一旦手続きを済ませてしまった遺産分割協議は、やり直しすることはできないのでしょうか。 例えば、遺産の土地建物を長男が相続した後に、事情が変わって次男が相続するように変更があった場合です。 結論から言うと、相続のやり直しは可能です。ただし、高くつくことがあるので注意する必要があります。 相続のやり直しができ […]

終わらない相続。下ろせない預金

みなさん、こんにちは。 今回は「終わらない相続。下ろせない預金」と題して、相続手続きを開始したものの、相続人同士がもめてしまって、いつまで経っても終わらない相続について、もめやすいケースにはどんなものがあって、事前に防ぐ方法はないのかということについてお話ししたいと思います。 うちは大丈夫・・・は危険 相続が始まると避けて通れないのが遺産分割協議(遺産の分け方についての話し合い)です。 遺産分割協 […]

間もなく開始!遺言の保管サービス

自筆証書遺言は、公正証書遺言に比べて費用や手間がかからないというメリットがありますが、遺言者死亡後には検認手続きを経ないと使えないことや、改ざんされる恐れがあることなどがデメリットでした。 この自筆証書遺言のメリットは残したまま、デメリットを解消するための方策として、2020年7月10日より「自筆証書遺言の保管制度」がスタートします。 これによって、遺言書がより利用しやすいものとなります。 制度の […]

ここがいい!生前贈与のメリット

相続対策として、生前贈与はよく知られていますが、実際にどのようなメリットがあるのか解説したいと思います。 節税効果が大 まず1つめは大きな節税効果があることです。 こちらは暦年贈与と呼ばれますが、年間110万円の贈与税の非課税枠を長期にわたって利用して、遺産総額を減らしていく方法です。遺産総額が減れば相続税の課税対象となる遺産が減少しているわけですから、その分節税が可能だということです。 具体的に […]

相続放棄したのに相続税を払わないといけないの?

相続放棄をして遺産相続の負担からは逃れたと思っていたのに、相続税を払わなくてはいけない場合があることをご存知でしょうか。 「えっ!?」「もう私は今回の相続には関係しないものと思っていたのに」 そのような声も聞こえそうです。 相続放棄を行った場合、最初からその相続に関しては無関係であったものとみなされるのが原則ですが、例外が存在します。 遺産相続では相続放棄しても受け取れる財産があります。 相続放棄 […]

預金残高がおかしいと感じたら

父親が亡くなって、四十九日の法要も終え、ようやく始まった相続手続き。 同居していた兄に手続きをまかせているのだけど、提示された遺産目録の預金残高がどこかおかしい。 生前に父は「5000万円残しているから、私が死んだら2人で平等に分けるように」と言っていたのに、遺産目録には2000万円しかない。 兄に聞いても、「それだけしか残っていない」と言い張るばかり。 こんな疑問や不信感があるときには、悩んでい […]